痛みの回復を早める「引き算」 〜甘いものと自己治癒力のカンケイ〜

仕事や家事で忙しい毎日を 過ごしていると、

「疲れたから甘いものを少しだけ…」 と、チョコレートやスイーツに 手が伸びることはありますよね。

ホッと一息つきたいお気持ち、 とてもよく分かります。

実はこれ、 体が必死に組織を修復しようと している時期には、

回復にブレーキをかけてしまう 原因になります。

「エッ!!スイーツで 痛みの回復が遅れる?」 と思いますよね。

その理由は大きく2つあります。

① 内臓(膵臓や腎臓など)の疲労

甘いものを処理するために 内臓に大きな負担がかかります。

内臓が疲労してしまうと、 本来なら「傷ついた関節や スジ・筋肉を治す」ために 使われるはずのエネルギー (自己治癒力)が、

スイーツの処理に奪われます。

結果として、腰や肩の修復が 後回しになってしまうのです。

② 脳の「一時的なごまかし」

デスクワークや考え事で 脳がクタクタに疲れると、 脳は手っ取り早く元気になれる 「砂糖」を猛烈に欲しがります。

食べた瞬間は、脳から快楽物質が出て 「疲れが取れた!」と感じるのですが… 実はこれが体の罠。

ストレスや疲労が 根本的に消えたわけではなく、 一瞬の快楽で 「脳がごまかされただけ」なのです。

それどころか、糖分によって 血糖値が急上昇したあと、 今度は反動で急降下します。

このジェットコースターのような激しい動きに 自律神経が巻き込まれると、 神経がクタクタに疲れ果てて ピリピリと興奮してしまいます。

その結果、 普段なら気にならない小さな刺激でも、 脳が「激しい痛み」として受け止めてしまう という悪循環に陥るのです。

■ 今日から自分でできること

早く良くなるために 何か特別なケアを追加するのではなく、

負担になるものを少し減らす 「引き算」が最短ルートになります。

無理なく日常に取り入れられる方法を ご紹介します。

◆ 素焼きナッツ類への置き換え アーモンドやクルミなどの 噛みごたえ(咀嚼)によって、 脳の満腹中枢と リラックススイッチが刺激されます。

◆ 温かい白湯や麦茶を飲む 甘いものが欲しくなったとき、 まずは温かい水分を1口ゆっくり 飲んでみてください。

胃が温まることでホッとして、 脳の偽の空腹サイン(エネルギー欲求)が 和らぎやすくなります。

◆ 「週に2日できたら合格」のルール 最初からゼロを目指すと ストレスになります。

まずは週2日から、 ゆるい気持ちで始めてみましょう。

「甘いものを少し減らして、 内臓や脳を少し休ませてあげる」ことも、 体を治すための立派な治療です。

毎日がんばるご自身を少し労りながら、 できる範囲で意識してみてくださいね。

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