「一生に一度の晴れ舞台、自分の足でしっかり立って見届けたい」
そんな切実な願いを叶え、再び前を向けるようになった50代女性の記録です。

患者様について、それまでのお悩み
「娘の卒業式が間近なのに、この足の痛みでは体育館まで歩くことすら想像できない。一生後悔したくないんです」
初回ご来院の際、50代の女性患者様が涙をこらえながらお話しくださいました。
数ヶ月前から、右のお尻から太もも裏にかけて電気が走るような鋭い痛み(坐骨神経痛)が出現。家事もままならず、一番のご不安は「卒業式に出席できるかどうか」でした。
学校の校門から体育館までの距離を歩けるのか。
式の最中、2時間以上も硬い椅子に座り続けられるのか。
何より、お祝いの席で履くはずのヒール(パンプス)は、足を地面につくことすら辛い今のご状態では到底無理だと、諦めかけていらっしゃいました。
「治らない」を繰り返していた理由
痛みの「結果」だけを追いかけ、「根本原因」を見ていなかったから
これまで、痛くなるたびに近くの整骨院で腰に電気を当てたり、強いマッサージを受けたりしてきたそうです。「その時は少し楽になった気がするんです」と患者様。
しかし、数時間経てばまた激痛がぶり返してしまう。
これは、痛みの本当の原因である「神経伝達の阻害」が解消されていないため、時間が経つと筋肉が防御反応で再び硬くなり、神経への圧迫が戻ってしまっていたからです。
表面の症状にだけアプローチする対症療法を繰り返すうちに、お身体は本来持っている自己治癒力(回復力)を発揮できなくなり、痛みに対して過敏に反応しやすい状態に陥っていました。
検査と所見
私たちは、なぜ再発を繰り返すのかを突き止めるため、当院独自の10項目82ヶ所の精密検査と筋肉反応テストでお身体の機能を徹底的に調べました。
① 神経伝達の滞り
骨盤の歪みと、腰椎(第5腰椎)のわずかなズレにより、足へと繋がる坐骨神経が常に圧迫されていました。神経からは脳へ「異常事態」を伝える信号が絶えず発信されている状態でした。
② 代償動作による二次的な負担
痛い足をかばって歩く癖がつき、反対側の筋肉や筋膜にも過剰な負担がかかっていました。これが回復をさらに遅らせていました。
③ 自己治癒力の低下
検査の結果、お身体の修復スイッチが「オフ」になっている状態を確認。この状態では、どんなに外から刺激を与えても、身体が自ら変わっていく力を発揮できません。
施術内容と経過
無理に揉みほぐすのではなく、神経伝達を妨げている箇所の微調整と、お身体が自ら治っていくための「環境作り」を最優先しました。
進行期(〜2ヶ月目/はじめの2週間は毎日通院)
悪化の連鎖を止めることを最優先に、はじめの2週間は毎日の集中施術を行いました。骨盤のバランスを整え、まずは「座っていられる時間」を少しずつ延ばすことから。日常生活では負担を分散させるため、コルセットを使用。
修復期前期(6ヶ月目ごろ)
痛みのピークが下がり、家の中では痛みを忘れる時間が増えてきました。この時期から、負担の少ない作業ではコルセットを外し、お身体本来の筋力を取り戻す段階へ。
修復後期(現在/卒業式の直前期)
検査数値も安定。神経系が正常に働き出し、筋肉の異常な緊張が消失しました。患者様ご自身も「これなら行けるかもしれない」という自信を取り戻されました。
※ まだゴールではありません。
再発を防ぐため、現在も週2回のペースで施術を継続中です。通常は3〜6ヶ月で修復が終わり「安定期」に入る方が多いのですが、この方はかなりこじれたお身体の状態でご来院されたため、回復に時間をかけて丁寧に進めています。焦らず一歩ずつ、着実に。
患者様の感想
「無事に娘の卒業式に行ってこれました!
あんなに不安だったのに、当日は校門でヒールに履き替えることができたんです。自分の足で一歩ずつ体育館へ向かえた時は、感極まってしまいました。
式の2時間半、座りっぱなしでも痛みが出ることはなく、最後までしっかりと娘の晴れ姿を見届けることができました。
痛みで諦めなくて、本当によかったです。先生を信じて通い続けて、最高の思い出を作ることができました」
院長からのコメント

卒業式という人生の節目を、笑顔で迎えられたこと。私も自分のことのように嬉しく思います。
坐骨神経痛などの強い痛みは、単なる肉体的な苦痛だけではありません。「大切な行事に参加できないかもしれない」という精神的な恐怖を伴うものです。
私が救いたいのは、単なる「痛み」ではなく、その先にある「あなたが大切にしたい時間」です。
「もう歳だから」「どこへ行っても同じだから」と諦める前に、あなたのお身体が本来持っている力を、もう一度信じてみませんか?
一歩踏み出す勇気が、数ヶ月後のあなたの景色を変えるはずです。
※施術効果には個人差があります。このページは特定の疾患の治癒を保証するものではありません。
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※本ページは、こぼり治療室の実際の症例をもとに作成したものです。プライバシー保護のため一部表現を調整しています。




